アメリカの東部にあるバーモント州で創業160年の歴史を誇る老舗メーカーJohnson Woolen Mills(ジョンソン・ウーレン・ミルズ)は、創業以来、全く品質を変えることなく、高品質なアウトドアやハンティングのウェアを生産しています。
今では「フィルソン」や「べミジ」と並ぶ、アメリカの伝統的ウールウェアを現代に伝える数少ないブランドのひとつであり、徹底した生産管理から作り出されるプロユース向けのHeavy Duty(ヘビー・デューティー)な製品は、アウトドア愛好家やハンティングをする者に愛され、毎年全米から直営店に訪れる顧客が絶えない状況でも、1842年の創業時より企業理念を守っており、品質維持のため、スモールビジネスに徹し、年間の生産数も限られ非常に希少性の高いものとなっております。
Johnson Woolen Mills社は、太番手の糸を綾織で仕上げた厚地織物の生地を圧縮して作ったメルトン素材であるマッキノー生地が有名で、その目が詰まった生地は防風・防寒に絶大な効果を発揮し、それを用いたジャケットなどは信頼を得ています。
マッキノーは先住民の言葉で「大きな亀が泳いでいる」という意味もあり、北米の先住民が防寒用のコートなどに使った防寒性の高い生地で、第二次世界大戦ではアメリカ軍のコートに使用されるなど、その保温性は古くから認められている。
今でもアメリカでは、マッキノー生地で作られたコートは防寒コート、スポーツコートとして用いられていて、日本では、比較的手ごろな価格で購入ができる「スウィングバッグ」や「ファニーパック」などの小物が有名だが、やはり彼らが自信を持つマッ キーノ素材を用いたジャケットやコートがお勧め。